やんばる展五日目。
今日はやんばる展に行ったあと、
読谷村立美術館・読谷村立歴史民俗資料館に行ってきました。
読谷村に着いてまず驚かされたのが、返還された飛行場跡の広いこと。
遮るものがなかったせいもあるのかもしれませんがやたら広い。
そこに真新しい村役場や学校、ファーマーズなどが贅沢に建っています。
今、読谷村は変わろうとしていますね。
もしかしたら、戦場の跡を感じさせないくらいに変わるかもしれません。
そういう意味では、読谷資料館は重要な役割を持つかもしれませんね。
資料館には、沖縄戦に関する資料として遺品を展示しています。
破れた服、割れた薬瓶、錆びたヘルメット・・・・・
それを見るにつけ、戦後に生きる私達と沖縄戦の後遺症を引きずりながら生きてきた体験者との間に
どのくらいの隔たりがあるのかな~と、思うことがありますが、
遺品は私と体験者を繋いでくれる唯一の手がかりのように思います。
この作品は、運天肇さんの「平和への想い」
沖縄には、「戦争」「基地」「平和」「反戦」
をテーマにした作品が多いように感じます。
土地柄による理由もあると思いますが、
表現者として、このテーマにどう向きあうことができるか?
また、どう後世に伝えることができるのか?
沖縄のアーティストに突きつけられた、避けて通れない問題のように思います。
またそれは、沖縄人であることを誇りに思う証のようにもとることができます。