2012年01月26日
沖展結果発表
昨日、沖展絵画部門の結果発表がありました。
準会員賞 上間彩花
沖展賞 宮里昌信
奨励賞 山川さやか 金城清子 城間かよ子 嵩原武子
浦添市長賞 釘本成行
みなさん受賞おめでとうございます。
私的には、今回は予想通りの結果でした。
特に注目していた作家さんが、山川さやかさん、上間彩花さん。
上間さんの作品は、赤がとても印象的です。
血のような生温かさを感じますが、優しさも感じます。
とても女性らしいですね。
また、上間さんの作品の中で特にいいな~と思うのは、
白の表現の部分です。
白と言えば柔らかさを感じる色です。
上間さんの作品の中でも、柔らかいフォルムを白で表現していましたが、
何故か硬さを感じるんですよね。もちろんいい意味でです。
微妙な白が何層にも重なり、
まるで何千年も積み重なった断層や岩のようです。
そう感じたのは「レッドデータブック」というタイトルを見たからかもしれません。
その白と赤が画面で絶妙に響き合っているようにみえます。
山川さやかさんの作品は、
去年新聞の記事でチラッと見ただけなんで(しかもモノクロ・・・)あれなんですが、
なんとな~く印象に残っていました。
今回二人がどのような作品を出品したのか?
また、入選、受賞した方々が去年と比べてどう変化したのか?
今からとても楽しみです。
沖展開催 2012年3月17日(土)~4月1日(日)
会場 浦添市民体育館
ちなみに、私はというと・・・選外でした。
残念賞。
一応、準会員(これってなんか微妙な響き・・・)なので作品は展示されます。
タイトルは「沖縄ワンダーランド」
沖縄に基地があることの不条理・・・・について考えてみました。
・・・・・という、真剣に社会的問題を取り上げたように見せかけ、
実は目の前にぶら下がっているニンジンに、
手っ取り早く食いついただけなんです・・・。
見透かされたのか?
制作が進むにつれ、だんだんと気が重くなってしまいました。
ついでに作品自体も非常に重くなってしまい、
助けを借りないと自力では持てない作品になり、
20キロ離れている友人にお願いするはめに・・・
人は一人では生きていけない・・・と友人の有り難みを実感させられました。
それにしても、なんでこんな重いんかいな~?
なんだか素材でけじゃく、
自分の気持ちや色んなものが作品に取り憑いてしまったような感が・・・。
燃やした人形がまずかったか?
・・・・・・・・・・やっぱり。
Posted by やえぽん at 18:32│Comments(0)
│そば日記